MBAのランキングとは?ーFTやエコノミストが発表

MBAランキングって気になりませんか?気になりますよね(笑)。世界中の学生が大好きな「MBAランキング」ですが、徐々に日本でも認知度が高まっています。実は世界にはたくさんのランキングが存在します。その数は主なものだけでも8個。まずは多々あるランキングを俯瞰してみましょう。

MBAのランクインするためには国際認証が必要?

答えはほぼYES!。MBAランキングにエントリーするには実質的には「国際認証」を取得していることが前提条件になります。実際に日本でランキング上位に来ている大学院は国際認証を得ています。

ビジネススクールの3大認証機関ー AACSB AMBA EFMD

ランキングの前提条件とも言えるビジネススクールの認証機関は主に3つあります。ひとつはアメリカのAssociation to Advance Collegiate Schools of Business(AACSB)、もうひとつは欧州のAssociation of MBAs(AMBA)と、3つ目もEFMD(European Foundation for Management Development)が発行する欧州品質改善システム(EQUIS)です。それぞれは詳しくは別の記事で解説します。

MBAランキングはどうやって決めているの?

国際認証が事実上のランクイン前提条件となり、その上で各社が独自の審査基準や方法を設定してランキングをつくっています。主な評価基準は、MBA取得の費用と取得後の昇給、教員1人あたりの国際査読論文数、参加者および教員の国際多様性などです。各機関の調査基準は別の記事で解説します。

またMBAランキングは多数ありますが、その作成手法によって2つに分類可能です。それは主観指標型と客観指標型です。主観的指標とは主にインタビューなどで評価します。客観的指標は主に数字や事実で評価します。もちろんインタビューとファクトを融合したランキングも存在します。

MBAランキングは誰が決めているの?

MBAランキングは数多く出されています。その運営者は主に8事業者あります。

①フィナンシャルタイム、②ビジネスウィーク、③フォーブス、④US ニュース&ワールドレポート、⑤エコノミスト等のメディア系が調査するランキングと、⑥Eduniversal、⑦QS World Rankings、⑧Times Higher Education です。

①フィナンシャルタイム
https://rankings.ft.com/home/masters-in-business-administration

②ビジネスウィーク
https://www.bloomberg.com/business-schools/

③フォーブス
https://www.forbes.com/business-schools/list/

④US ニュース&ワールドレポート
https://www.usnews.com/best-graduate-schools/top-business-schools/mba-rankings

⑤エコノミスト
https://whichmba.economist.com/ranking/full-time-mba

⑥Eduniversal
https://eduniversal-ranking.com/

⑦QS World Rankings
https://www.topuniversities.com/university-rankings?utm_source=topnav

⑧Times Higher Education
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2022/world-ranking#!/page/0/length/25/subjects/3096/sort_by/rank/sort_order/asc/cols/stats

この8個のランキングの中でも特に評価の高いMBAランキングは、 フィナンシャルタイム エコノミスト QS Eduniversal の4つです。 世界3大ランキングは フィナンシャルタイム エコノミスト QS の3つです。

なぜMBAはランキングや認証機関などが多いのか?

大学を評価するという意味では国際認証が3つとランキング8つ、合計10つの評価が存在します。なぜこのように国際認証やランキングがたくさんあるのか?少し考えてみたいと思います。

私が「ビジネススクール」と聞いて第一想起するのはMBAです。実はもっと広い意味で使われることが多いようです。

日本では民間が主催する連続セミナーもビジネススクールと言うこともあれば、欧州では「大学が行う学部教育、大学院教育、ノンディグリー教育」を指すとも言われます。

では、ビジネススクールっていったい何なのか?という問いに対する答えは「国ごと(人によっても?)異なります」というなんだか無機質な返答になります。

だからこそ、各社各機関が国境を越えて「ビジネススクールとは何か?」「ビジネススクールの価値とは?」「ビジネススクールの理想は?」という答えを評価基準にしてランクや○×を付けているのです。

ランキングはすべての学校を調べているわけではない

ここまで読んで頂いた読者の方は既におわかりだと思いますが、各ランキングはすべてビジネススクールを網羅的にあつめたうえで順位付けしているわけではありません。

その発表機関が定めた基準を決めて、その基準をクリアし、期限までに各機関へレポートをすることでランキングへの参加となります。

最新版2021年の「Financial Times」のGlobal MBA Rankingの参加校は143校、 「The Economist」の「Which MBA?」への参加校は165校(順位は90位まで発表)でした。「MBAランキングは世界全てのビジネススクールを調べたものではない」という点は留意すべき点です。

MBAランキングにはエリア版もある

MBAランキングには、世界規模のものもあれば、アメリカ・アジア・ヨーロッパなど地域別のものもあります。

日本国内のMBAは世界のそれと比べるとまだまだ実力に開きがあります。そのために世界規模で上位にランクインすることは難しく(実際に少ない)、エリア別や国別で順位を確認することしかできません。

よくプレスリリースで「1位」と書いてありますが、「国内」を指す場合が多いです。いつか世界トップ10に入るビジネススクールが日本から生まれるとうれしいですね。だって近いから・・。

ウォーリック・ビジネス・スクールってご存じですか?

FTの世界ランキング(オンライン)の1位は、1967年に設立された英国のウォーリック・ビジネス・スクールです。

通称WBSとして知られ、世界でトップレベルのビジネススクールの一つと言われています。国内だとWBSは早稲田大学の一択ですが、世界では違うのかもしれません。イギリスで初めてEQUIS、AMBA、AACSBの国際評価機関より「Triple Accreditaion」の称号を得たビジネススクールです。

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